涙を流して喜んだトーマス・ブライアント「未来がどうなるのか分からなかった」

インディアナ・ペイサーズはNBAプレイオフ・カンファレンスファイナルでニューヨーク・ニックスを下し、NBAファイナル進出を果たした。
バックアップビッグマンのトーマス・ブライアントはNBAプレイオフを通して出場機会が安定しなかったが、カンファレンスファイナル第6戦では出場時間13分間で3本の3ポイントを含む11得点を記録。
勝利に貢献できたことに感極まり、試合後のロッカールームで涙を流したというブライアントは、次のようにコメントしたという。hoopsrumors.comが伝えている。
いろんな感情が入り乱れている。
ここ1年のNBAでの浮き沈みを振り返るとね。
コートに出られたり出られなかったり、ローテーションから完全に外されたり、出場時間を制限されたりした。
そしてトレードされた。
未来がどうなるかまったく分からなかった。
だが、僕はどんな形でもチームの勝利に貢献したかった。
その思いだけはあったんだ。
ペイサーズはセンターのジェイムス・ワイズマンとアイザイア・ジャクソンがアキレス腱の断裂で長期離脱を強いられたため、12月のトレードでブライアントを獲得した。
ブライアントはチームのNBAタイトル獲得に貢献すべく、NBAファイナルでもさまざまな形でチームを助けることだろう。
なお、ブライアントの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。
– | RS | PO |
---|---|---|
G | 66 | 14 |
MP | 14.6 | 9.6 |
PTS | 6.5 | 3.0 |
TRB | 3.8 | 1.8 |
AST | 0.8 | 0.2 |
STL | 0.4 | 0.3 |
BLK | 0.6 | 0.4 |
TO | 0.5 | 0.5 |
FG% | 50.8% | 48.1% |
3P% | 32.4% | 53.8% |
FT% | 85.9% | 90.0% |