ジョナサン・クミンガはクオリファイングオファーを望む?

制限付きFAのジョナサン・クミンガは、まだどのチームとも契約していない。
ゴールデンステイト・ウォリアーズはクミンガをサイン&トレードで放出する、もしくはチームオプション込みの2年契約を求めているというが、クミンガとウォリアーズの間にある溝はまだ埋まっていないようだ。
NBAインサイダーのダルトン・ジョンソン記者によると、ウォリアーズとクミンガの交渉はまったく進展していないという。ジョンソン記者のコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
NBAのトレーニングキャンプは4週間後に始まる。
クミンガのクオリファイングオファーの期限は10月1日であり、1ヶ月を切っている。
だが、両陣営の立場には今も大きな隔たりがある。
現時点でクミンガにとって最も魅力的なオファーは、1年790万ドルのクオリファイングオファーだ。
ウォリアーズは約4500万ドルの2年契約を提示した。
だが、2年目のチームオプションを譲るつもりはない。
一方、クミンガと彼の陣営は2年目をプレイヤーオプションとすることを望んでいる。
クミンガはこのオフシーズン中にゴールデンステイト・ウォリアーズ以外のNBAチームに移籍することを望んでいる。
だが、もしクオリファイングオファーを受け入れる、もしくはプレイヤーオプション込みの2年契約を結べば、完全FAになれる来年夏に自分の運命を自分自身でコントロールすることができるだろう。
一方、見返りが欲しいウォリアーズは来季中もクミンガをトレードで放出するチャンスを探るため、クミンガに対してトレード拒否権の放棄を要求していると噂されている。
クオリファイングオファーの期限まで1ヶ月を切った中、果たしてこのドラマはどのような結末を迎えるのだろうか?