ギリシャ代表HCがヤニス・アンテトクンポに対するノーコールに苦言「全選手が同じように扱われるべき」

ギリシャ代表はユーロバスケットのグループステージ最終戦でスペイン代表に勝利し、グループ首位で決勝トーナメント進出を決めた。
この日はNBAオールスターフォワードのヤニス・アンテトクンポが25得点、14リバウンド、9アシストと大活躍。
だが、ギリシャ代表を指揮するヴァシリス・スパヌーリスHCによると、アンテトクンポに対する接触が十分にコールされていないという。
スパヌーリスHCはスペイン代表に勝利した後、次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
フリースローに大きな差があることを改めて目の当たりにした。
ルカ(・ドンチッチ)はフリースローを20本も25本も撃っている。
ヤニスは相手にハッキングされているにもかかわらず、フリースローを主張しなければならない。
ありえない話だ。
全選手が同じように扱われるべきだ。
ヤニスのフリースローは少なすぎる。
ルカ、(ニコラ・)ヨキッチ、(ラウリ・)マルカネン、ヤニス、全員に対して同じ基準にしなければならない。
もしヤニスでなければ、あと10本はフリースローをもらえていただろう。
今日のヤニスは素晴らしかった。
ダブルチームやトリプルチームを仕掛けられた時のパス、チームメイトへの信頼など、最も成熟したパフォーマンスのひとつだった。
なお、アンテトクンポにはトリプルダブルのチャンスがあったものの、彼の兄タナシス・アンテトクンポがレイアップを外してしまったため、あと一歩のところで逃した。
アンテトクンポのユーロバスケットのスタッツは以下の通り。
– | ITA | GEO | ESP |
---|---|---|---|
MP | 29 | 25 | 32 |
PTS | 31 | 27 | 25 |
TRB | 7 | 8 | 14 |
AST | 2 | 4 | 9 |
STL | 1 | 2 | 0 |
BLK | 0 | 0 | 0 |
TO | 5 | 1 | 2 |
FG% | 70.0% (14/20) | 81.8% (9/11) | 60.0% (9/15) |
3P% | – | 100% (1/1) | – |
FT% | 75.0% (3/4) | 61.5% (8/13) | 58.3% (7/12) |
+/- | -3 | +45 | +12 |