ステフィン・カリーが6年ぶりのダンクを振り返る「衝動的にやっただけ」

ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、NBA史上最も偉大な3ポイントシューターだ。
その一方で他を圧倒するような身体能力はないため、試合中にダンクを決めることはほとんどない。
そのカリーが昨季、6年ぶりにダンクを決めた。
カリーはファンを興奮させたダンクについて質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
僕の身長は6フィート3インチだ。
少しは高く跳べるはずだ。
だが、あの試合はおもしろかった。
フィラデルフィアでの試合だった。
その日の練習か試合当日の朝、僕たちのアシスタントコーチのジェリー(・スタックハウス)にこう言われたんだ。
「僕はここに1年間いる。だが、君のダンクを一度も見たことがない」とね。
だが、僕は「2点より3点のほうがいいに決まってる」と思った。
しかし、あの夜にダンクのチャンスが巡ってきた。
ダンクを決めた後に彼のほうを指差した。
彼は飛び跳ねて喜んでいたよ。
ダンクの計画はなかった。
衝動的にやってみただけさ。
全力だった。
あの感触はまだ残っている。
だが、おそらくダンクはあれで最後だろう。
断言する。
君たちが見る僕のダンクはあれで最後だろう。
残念ながらカリーのダンクは二度と見られないかもしれない。
だが、彼は華麗なスキルと3ポイントシュートでNBAファンを魅了し続けるだろう。