差別発言を受けたデニス・シュルーダーがヤニス・アンテトクンポを称賛「リスペクトしかない」

ドイツ代表の一員としてユーロバスケットに出場したデニス・シュルーダーは、大会期間中に人種差別発言を受けた。
同じく人種差別されることが少なくないギリシャ代表のヤニス・アンテトクンポは、シュルーダーをサポートしていたようだ。
シュルーダーはドイツ代表を悲願のユーロバスケットチャンピオンに導いた後、「君とヤニスの共通点は?」と質問されると、次のように答えたという。fadeawayworld.netが伝えている。
ヤニスが僕のところに来て、身振り手振りを交えながらまさしくそのようなことを言ってくれた。
僕たちは国を代表している。
僕はドイツを、彼はギリシャを代表している。
彼もギリシャ代表として初めてメダルを手にした。
彼にはリスペクトしかしかない。
彼には4人の美しい子どもたち、妻、そしていつも寄り添っていくれている兄弟たちがいる。
(国際大会レベルでは)僕たちはまさに同じことをやっている。
だが、彼がNBAでやっていることは少し次元が違う。
彼は世界最高の選手のひとりだ。
わざわざ僕のところまで来てスポーツマンシップを示し、僕のYouTubeを見ていると言ってくれて、本当に嬉しかった。
シュルーダーとアンテトクンポは共にユーロバスケットオールスター5に選出された。
彼らはNBAでも互いをサポートしつつ、しのぎを削ることだろう。