レブロン・ジェイムス「今はすべてがフェイク」

ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスは、長いNBAキャリアを通して多くのことを経験してきた。
その中で社会の変化も感じてきた模様。
ジェイムスによると、今は以前のように自由に発言することが難しくなったという。
「人々は昔のように誠実やさ本物であることを大切にしている?」と質問されたジェイムスは、以下のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
ノーだ。
絶対にない。
今はすべてがフェイクだ。
正直言うと、誰もがすごくセンシティブだ。
(自分の発言によって)相手の気持ちを傷つけるのを恐れることもある。
なぜなら、相手にどう受け取られるか分からないからね。
それが自分にとって大切なことだとしても、もう昔のようなやり方ではだめだ。
僕は80年代と90年代に育った。
当時は誰かに何かを言ったとしても、相手はそれほど個人的に受け取らなかった。
もちろん真剣に受け取り、1日や2日、もしくは数ヶ月怒り続けることもあった。
だが、その後は本音で会話することができた。
今はそういう時代ではないと思う。
今の世の中は、相手に何を言ったとしても、「自分に向けて言っている」と勘違いされてしまう。
まず第一に、僕は君のことを言っているわけではないし、君に向けて言っているわけでもない。
何かを投稿するたびに、誰もが僕のストーリーを見て、「僕のことを言っているのか?」と勘違いする。
考えを持ってはいけないのか?
ジェイムスによると、80年代後半から90年代にかけて育った人々は、批判と無礼を区別する感覚がよりあったという。
特にジェイムスのように昔を知り、世界的知名度を誇るインフルエンサーたちは、今の時代を窮屈に感じているのかもしれない。