JJ・レディックHCがレブロン・ジェイムスの復帰にあたり「シナモンを入れすぎるとクッキーは美味しくなくなる」

ロサンゼルス・レイカーズのNBAオールスターフォワード、レブロン・ジェイムスが、現地17日に行われたチーム練習にフルで参加した。
ジェイムスは問題がなければ明日のユタ・ジャズ戦で復帰すると見られているが、ジェイムスを欠くレイカーズは好調を維持しているため、「レブロン・ジェイムスをベンチから出場させるべき」という声も聞こえている。
では、指揮官のJJ・レディックHCはジェイムスの復帰をどう捉えているのだろうか?
レディックHCはチーム練習後、ジェイムスについて以下のようにコメントしたという。lakersnation.comが伝えている。
彼はすべての練習に参加した。
健康であれば35分程度プレイする選手が加わると、ローテーションに影響が出る。
選手のリズムにも影響する。
それはどんなバスケットボールチームでも同じだ。
AR(オースティン・リーブス)、彼(ジェイムス)、ルカ(・ドンチッチ)は昨季一緒にプレイしたから、継続性はある。
そこを土台にできると思う。
ただ、正直言うと、すべてがスムーズにいくのか、それともそうではないのかは予測できない。
シナモンを入れすぎるとクッキーは美味しくなくなってしまう。
だから、我々は調整していかなければならないし、そうするつもりだ。
レディックHCによると、ジェイムスが慣れていないセットプレイはほとんどないため、コート上でのプレイに問題はないはずだという。
細かい点を少し変えたが、大きな変更は特にない。
細かい工夫をいくつか加えたくらいだ。
新しいセットプレイがひとつあるが、今日はその話をした。
このセットプレイは最初のミネソタ戦の前に導入したものだ。
だから、彼は慣れていると思う。
今日は練習を止めて「レブロン、ここはこう動け。覚えているかい?」といったことは一切なかった。
彼はかなり良い状態だ。
フィルムルームでもコート上でも、彼は積極的に声を出していた。
彼は集中している。
彼の適応力は非常に高い。
僕がここにいる間だけでなく、彼はキャリアを通してシステム、チームメイト、ゲームに求められるものに適応してきた。
リーグは進化し、彼自身も進化してきた。
だからこそ23年目の今もプレイでき、22年目はオールNBAに入るようなシーズンを送ったのだと思う。
彼は常に適応し続けているんじゃないかな。
君たちも知っての通り、彼がルカやARと一緒にプレイしたことがないわけではない。
昨季は2ヶ月半、3ヶ月は一緒にプレイした。
完璧にいくとは思っていないが、「この選手たちは初顔合わせだ。一度も会ったことがないし、互いの名前すら知らない」という状況にはならないだろう。
彼らは何をもたらせるかを理解している。
僕は最初からかなりうまくいくと思っている。
ドンチッチが昨季中のトレードで加わったことにより、ジェイムスの役割は変わった。
ジェイムスもそれを理解し、オフシーズン中はキャッチ&シュートの練習に力を入れたという。
NBAトップクラスのバスケットボールIQを誇るジェイムスは新しい役割にすぐに慣れ、レイカーズの勝利に貢献するだろう。


