ブレイク・グリフィンが古巣クリッパーズに「失望している」

ロサンゼルス・クリッパーズは先日、NBA史上最も偉大なポイントガードのひとりであるクリス・ポールと袂を分かったことを明かした。
ポールはクリッパーズのチームメイトやコーチ陣、フロントオフィスを非難し、それが決別の要因になったとされている。
そんな中、ポールと共にクリッパーズで一時代を築いたブレイク・グリフィンが、この状況に言及した模様。グリフィンのコメントをlarrybrownsports.comが伝えている。
正直言うと、失望した。
他に言葉が見つからない。
クリス・ポールに失望しているわけではない。
クリッパーズの組織に失望している。
ディアンドレ(・ジョーダン)と僕が1年目、2年目の時に、彼がクリッパーズに来た。
彼は勝利の文化をもたらした。
彼は僕たちにNBAでやっていく方法、すべての試合に真剣に取り組まなければならないこと、身体に真剣に取り組まなければならないことを教えてくれた。
僕たちは完璧ではなかった。
チャンピオンになれなかった。
そのことは分かっているし、毎日思い出す。
CPと僕は考えが常に一致していたわけではない。
だが、僕は失望している。
なぜなら、クリッパーズはジョークのようなフランチャイズの代名詞だったし、彼らはそれを受け継いでしまっているからね。
クリッパーズという言葉は、「呪われている」という言葉を連想させる状態だった。
もう一度言うが、僕たちはチャンピオンになれなかった。
だが、人々がリスペクトする文化と環境を築き上げたんだ。
クリッパーズと再契約したことにより、彼にとって最高の瞬間になるはずだった。
ロサンゼルスに戻り、最後にもう一度挑戦する。
だが、彼がキャリアを終える場所として選んだフランチャイズを彼の意思で去るのを許されなかったことは、本当に残念だ。
僕が失望している最大の理由は、クリスが言ったことにある。
タイ・ルーとコミュニケーションがなかった。
それ以上に、スティーブ・バルマーとまったくコミュニケーションがなかった。
それが僕が最も失望していることだ。
なお、クリッパーズがどのような形でポールを放出するかについては明らかになっていない。
オフシーズン中にFAとしてクリッパーズと契約したポールは、現地15日にトレードの資格を得る。


