健康問題が限界に達したスティーブ・ナッシュ
日本時間11月11日に行われたミネソタ・ティンバーウルブズ対ロサンゼルス・レイカーズ戦で、スティーブ・ナッシュが背中とハムストリングに痛みを感じ、後半は出場しなかった。
ステイプルズセンターを歩いて出ていこうとしていたところ、メディアに囲まれたナッシュがフラストレーションをぶちまけたようだ。
「今は話すことも億劫だよ。ちょっと感情的になってるんだ。俺は本当にプレイしたいって思ってる。出場時間を制限しなきゃいけないことにもフラストレーションを感じるね」
先日、レイカーズのマイク・ダントーニHCがナッシュの出場時間を制限すると話した。
これはナッシュの健康状態を危惧してのことだ。
当然、ナッシュもダントーニHCの考えを理解している。
フェニックス・サンズのHCを勤めていた時代にナッシュを指導していたダントーニHCは、「彼(ナッシュ)のことは理解してるよ。彼があのような状態にあるときは、何かと戦ってるときなんだ」とコメントした。
日本時間11月12日、ナッシュはドワイト・ハワードの手術を担当した専門医の診断を受ける予定だ。
来年2月に40歳を迎えるナッシュだが、体が限界に達してきているようにも見える。
NBA最高のメディカルスタッフを擁するフェニックス・サンズを離れ、レイカーズへ移籍したナッシュにとって、今季も厳しいシーズンとなりそうだ。
※追記
診断の結果、少なくとも2週間は離脱すると報じられた。
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