ロサンゼルス・クリッパーズvsポートランド・トレイルブレイザーズ 12月27日結果

日本時間12月27日に行われたロサンゼルス・クリッパーズ対ポートランド・トレイルブレイザーズ戦は、112-116でホームのブレイザーズが勝利した。
第4Q残り7分8秒の時点で11点のリードを奪っていたブレイザーズだが、ここから約3分間、ショットミスやターンオーバーを繰り返す。
この間、ジャマール・クロフォードらに3Pを許し、残り4分52秒にはついに同点とされてしまう。
残り9.9秒にクリス・ポールにステップバック・ジャンパーを決められ、リードを3点に広げられたときには多くのブレイザーズファンが負けを確信しただろう。
だが、タイムアウト後にボールを受けたニコラス・バトゥームが起死回生の3Pを沈め、決着はオーバータイムへと持ち越された。
オーバータイムはブレイク・グリフィンのバンクショットで始まるが、すかさずラマーカス・オルドリッジが連続5得点。
さらに、残り39.9秒にも逆転となるフェイダウェイ・ジャンパーをオルドリッジが決め、勝利を手にした。
不思議なことに、オーバータイムでFGを決めたのはオルドリッジのみ。
オルドリッジ以外の得点はすべてフリースローによるものだった。
2連勝を挙げたブレイザーズは、ウェスタン・カンファレンス首位の座をキープしている。
親知らずを抜き、まだ痛みがあるというオルドリッジは、
「この4日間はスープしか口にできなかったんだ。だから、体力が持つか心配だったよ」
とコメント。
この試合では32得点、12リバウンドの活躍を見せた。
一方、前日のクリスマスゲームに続いて2連敗を喫したクリッパーズだが、現在20勝11敗でウェスト4位。
首位のブレイザーズを依然として射程圏内に捕えている。
また、昨日の対ゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で2度のテクニカルファウルをコールされ、退場処分となったグリフィンに対し、NBAがこの試合の前に誤審だったことを認めた。
NBAは、グリフィンにはファウルのみがコールされるべきであり、テクニカルファウルをコールされるべきはアンドリュー・ボガットだったと伝えている。
この発表を受け、ドック・リバースHCは、
「NBAでプレイしてるとどんな選手でもターゲットにされるんだ。それでもプレイし続けないとね」
とコメント。
また、今季は2度のテクニカルファウルで退場者が続出している点について、
「シーズンは長い。今は悪い時期なんだ。この時期から抜け出さないといけないね」
と話した。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | TOTAL | |
---|---|---|---|---|---|---|
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14 | 32 | 27 | 28 | 11 | 112 |
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19 | 28 | 29 | 25 | 15 | 116 |