アンドリュー・バイナムが無期限の出場停止へ
今季からクリーブランド・キャバリアーズでプレイしているセンター、アンドリュー・バイナムだが、キャブスがバイナムに対して無期限の出場停止処分を科したことが明らかになった。
キャブスによると、バイナムがチームにとって有害な行動をとったことから、今回の処分を決定したという。
具体的な内容については明かされていない。
今日ボストンで行われたボストン・セルティックス戦にバイナムは帯同しなかったため、前回のアトランタ・ホークス戦が実質上キャブスでの最後の試合となった。
キャブスはバイナムをトレードする見込みだ。
マイク・ブラウンHCにとって、今回の決断は勇気がいるものだったろう。
ロサンゼルス・レイカーズでともに時間を過ごしたブラウンHCとバイナムだが、ブラウンHCはバイナムに対して絶大な信頼を寄せていた。
その信頼こそが、リスクを冒してまでバイナムをキャブスへ引き入れた要因といっても過言ではない。
ここ最近の試合では熱意を欠いていたというバイナムは、ホークス戦で22分間出場して無得点。
マッチアップしたアル・ホーフォードに明らかな格の違いを見せつけられていた。
バイナムの行動はチームケミストリーにも悪影響を及ぼしかねないということで、キャブスはこれ以上ケミストリーが悪化する前に早めの対策をとったという。
だが、ジャレット・ジャックは、「彼(バイナム)と俺たちの関係は良好だと思ってた。彼が俺たちと話すのを嫌がることもなかったしね。友情が芽生えてると思ってたよ」とバイナムを擁護。
一方で、ブラウンHCはロッカールームでのバイナムの行動を不暗視していたとも報じられている。
バイナム今後については明らかにされていない。
NBA引退をほのめかしていたバイナムだけに、このままNBAの舞台を去るということも有り得るだろう。
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