40歳のスティーブ・ナッシュは昨季、67試合を欠場した。

年齢からも、引退が間近に迫っているとみて間違いないだろう。

昨季終了後に引退する噂もあったナッシュだが、まだ契約を1年残しているため、来季終了後に引退する可能性が高い。

それは、ナッシュ本人も認めていることだ。

「これがラストシーズンになると思う。でも、バスケットボールをプレイすることはまだ大好きなんだ。練習することも、試合でプレイすることもね。もう1年プレイできるんだから嬉しいよ」

ラン・アンド・ガンを武器とするフェニックス・サンズ時代にはMVPを2回受賞。

さらに、キャリアではオールスター出場8回、オールNBAファーストチーム選出3回、アシスト王5回と、数々の受賞歴を誇るナッシュは、間違いなく殿堂入りにふさわしい選手といえるだろう。

ロサンゼルス・レイカーズで迎える最後のシーズンを、満足いく形で終えてもらいたいものだ。