銅メダル獲得のボリス・ディアウ スパーズでの経験について語る
FIBAバスケットボール・ワールドカップ準々決勝で、トニー・パーカーやジョアキム・ノアを欠くフランス代表は前評判を覆し、スペイン代表を下した。
その勝利の後、フランス代表としてワールドカップに出場したサンアントニオ・スパーズ所属のボリス・ディアウは、ロッカールームで喜びを爆発させたという。
司令塔としてフランスを率いてきたパーカーが不在ということで、ディアウにも多くのプレッシャーがかかっていたのだろう。
結果的にフランス代表は銅メダル獲得に終わったが、ディアウはスパーズでの経験が国際大会でもいきていると感じているようだ。
「NBAでの経験があるから成長できてるのさ。去年はヨーロッパチャンピオンにもなれたし、これらの経験があるから勝ち方を学べたんだ。試合中、俺は特別なことなんてやってない。ただ、チームのみんなにディフェンスに集中するよう何度も何度も話しただけ。だから下を向くことがなかったんだと思う。集中力を欠き、ハードにディフェンスしないのは致命的。これまでの経験からそれを教わったよ。大切なのは、試合中はずっと緊張感を持ってディフェンスするってことなんだ」
おそらく、スパーズでも常にディフェンスについての指示があるのだろう。
NBAタイトル獲得、さらにワールドカップで銅メダル獲得という経験を積んだディアウは、スパーズの中核選手として今後も輝きを放ち続けるだろう。
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