ポール・ピアース 選手のFAでの移籍について「リーグにとって大きなこと」
この夏には、多くのスター選手がFAもしくはトレードで他チームへ移籍した。
レブロン・ジェイムスとケビン・ラブのクリーヴランド・キャバリアーズ移籍が最も大きな動きだったが、ポール・ピアースがワシントン・ウィザーズへ移籍したこともサプライズだったと言えるだろう。
ピアースは15シーズンに渡ってボストン・セルティックスを牽引し、昨年はケビン・ガーネットと共にブルックリン・ネッツでプレイ。
2014-15シーズンもネッツでプレイすると見られていたものの、ネッツがピアースに新たな契約を用意しなかったため、ピアースはウィザーズとの契約を決断した。
一昔前と比べて、現在のNBAではスター選手の移籍が多くなったようにも感じるが、ピアースはリーグやファンにとってスター選手の移籍は好ましいことと考えているようだ。nbcsports.comがピアースのコメントを伝えている。
「一人の選手が一つのフランチャイズと長く契約する日々は過ぎ去った。俺は(セルティックスで)15年もプレイできてラッキーだったよ。コービー・ブライアントやティム・ダンカン、ダーク・ノビツキーもね。でも、そんな時代は終わったと思うんだ。スター選手たちが他のチームへ移籍することでリーグにバランスがもたらされるからね」
確かにピアースの言う通りなのかもしれない。
だが、スター選手が一つのチームに集中する傾向にあるというのも事実だ。
問題となっているドラフトのシステム変更は否決されたが、戦力分散を可能にするシステムも求められる。
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