目のレーザー治療を受けたアンソニー・ベネット「昨季は見えなかった」
昨年のドラフト1位指名ルーキー、アンソニー・ベネットは、クリーヴランド・キャブスに所属していた昨季、喘息や体重増加、睡眠時無呼吸症候群、膝の負傷などに苦しみ、前評判通りのパフォーマンスを披露することができなかった。
だが、昨季の低調なパフォーマンスの原因は他にもあったようだ。
何と昨季は視力にも悩まされていたという。
当時を振り返り、ベネットは次のようにコメント。Sports Illustratedが伝えている。
「そこのホワイトボードが見えるかい?昨年、俺はそれに書かれている文字を読めなかったんだ。(試合中も)本当に見えなかった。スタンドにいる人たちも見えなかったよ。でも、今はスコアボードが見える。コーチが求めているプレイも分かるようになった」
昨季終了後、ベネットは約9kgのダイエットに成功し、睡眠時無呼吸症候群の原因となっていた扁桃腺の除去手術を受けた。
さらに目のレーザー治療も受け、視力は回復しているという。
これだけの処置を施したのであれば、もう言い訳はできない。
なお、昨季のベネットはキャブスで52試合に出場し、平均12.7分の出場時間で4.17得点、2.9リバウンド、FG成功率35.6%を記録。
ミネソタ・ティンバーウルブズにトレードで移籍した今季はここまで6試合に出場し、平均11.4分の出場時間で5.5得点、2.7リバウンド、FG成功率58.3%と、まだ6試合しかプレイしていないものの、目のレーザー治療の甲斐あってか特にFG成功率が改善している。
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