マーク・ジャクソン ステファン・カリーをMVPに推さなかった理由を明かす
まだ今季のレギュラーシーズンMVPが決まっていない当時、昨年までゴールデンステイト・ウォリアーズのヘッドコーチを務めていたマーク・ジャクソンは、ウォリアーズのステファン・カリーではなく、ヒューストン・ロケッツのジェイムス・ハーデンをMVPに推していた。
当時のジャクソンは、ハーデンをMVPに推す理由を「彼自身の力でヒューストン・ロケッツというチームを今の位置まで押し上げたから」と説明。
これにカリーは「驚いた」と反応し、ジャクソンと確執があったと噂されていたアンドリュー・ボガットは「エイプリルフールだから」と一蹴していた。
結局、レギュラーシーズンMVPには大方の予想通りカリーが選出されたわけだが、ジャクソンがなぜハーデンを推していたのか、その理由を説明した模様。CSN Bay Areaがジャクソンのコメントを伝えている。
「私が彼(カリー)が立派じゃないとは言ってない。MVPに値しないとも言ってない。ただ、私は選ばなきゃいけなかったんだ」
「私は彼を愛してる。彼を誇りに思ってる。素晴らしいスピーチだったし、素晴らしい成果だよね。彼のベストだけを私は祈ってる」
もはや言い訳にしか聞こえない。
今季のウォリアーズはさまざまなフランチャイズ記録を更新したが、新たにチームを率いているスティーブ・カーHCに嫉妬していたのだろうか?
とはいえ、ハーデンも素晴らしい活躍を見せたという点においては異論ない。
ただ、素直にカリーを祝福するあたりは素晴らしい姿勢だと言えるだろう。
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