タイソン・チャンドラー「再建の一部になりたくない」
フェニックス・サンズの崩壊はポイントガード3人のシステムを取り入れた頃から始まっていたのかもしれない。
ゴーラン・ドラギッチとアイザイア・トーマスは当時のサンズのシステムについて「やりにくかった」と苦言を呈し、サンズを離れると、それ以降のサンズはドアマットチームへと戻ってしまった。
今季は先発ポイントガードのエリック・ブレッドソーが負傷でシーズン全休となると、サンズはジェフ・ホーナセックをヘッドコーチ職から解雇。
組織内部にも問題を抱えていると思われるが、昨年夏にサンズと4年契約を結び、チームの再建の一部として期待されたタイソン・チャンドラーは、現状に強い不満を感じているのかもしれない。
33歳のチャンドラーはサンズと自身について次のようにコメント。the Arizona Republicが伝えている。
「特に現時点でのキャリアでは、とにかく勝ちたい。今は勝ちたいんだ。俺は再建のステージにはいない。もし再建中なら、そこは俺がいたいところじゃないね」
サンズは今年の夏、チャンドラーを放出すると予想されている。
怪我が多く、キャリアも終盤に差し掛かっているだけに、チャンドラーに興味を示すチームは決して多くないかもしれない。
とはいえ、インサイドのディフェンス強化を求めるチームにとっては、より有利な条件でチャンドラーを獲得できるチャンスともなろう。
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