マーク・キューバン ラッセル・ウェストブルックの活躍に「スーパースターの定義は変わらない」
ダラス・マーベリックスのオーナーを務めるマーク・キューバンは以前、オクラホマシティ・サンダーのラッセル・ウェストブルックについてこう評価していた。
「ラッセル・ウェストブルックはオールスターであり、スーパースターではない。彼らのチームのスーパースターはケビン・デュラントだけ」
「ラッセルは確かにオールスターだよ。だけど、私はデュラントがスパースターだと思ってる。これまでダークはチームをシーズン50勝に導いてきた。ジェイソン・キッドが加わるまで、我々には殿堂入り選手がいなかった。ダークは15年を通して50勝してるよね。それがスーパースター。そういう選手はほとんどいない。私にとって、それこそがスーパースターの定義なんだ」
そのウェストブルックは今季、トリプルダブルを量産し、歴史に名を残すまでになった。
MVP候補にも挙げられ、誰もがスーパースターと称するようになったが、今のウェストブルックの活躍を受け、キューバンはどう思っているのだろうか。
キューバンはウェストブルックの活躍とスーパースターの定義について次のようにコメント。ESPNが伝えている。
「彼はスーパースターの数字を記録してるよね。それは間違いない。彼が達成したものを否定するつもりはないけど、自分の定義を変えるつもりもない。彼はスーパースターの数字を記録してる。それを否定することはできない」
「ラッセルを批判するわけじゃないよ。彼は獣になった。彼がやってることを成し遂げたのは数人しかいないしね。だけど、私の定義は変わらない」
キューバンによると、チームを勝利に導いてこそ“スーパースター”と言えるという。
現在14勝9敗のサンダーはウェスタン・カンファレンス6位に位置している。
キューバンに“スーパースター”と言わしめるためには、より上位にくい込まなければならないだろう。
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