ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、11試合欠場後の復帰戦で3ポイント10本を決めるパフォーマンスを見せた。

ウォリアーズにはケビン・デュラントやクレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンなどのタレントが揃っているため、カリー不在中にウォリアーズの成績が落ちることはなかったが、復帰戦は改めてカリーの重要性を認識させられた試合になったと言えるだろう。

カリーのパフォーマンスを目の当たりにしたスティーブ・カーHCは、誰よりもそれを感じているのかもしれない。カーHCのコメントをThe Washington Postが伝えている。

「素直に話すと、彼（カリー）はこれまでの誰とも違うものをもたらしてるよね。異なる方法でゲームを支配したすごくたくさんの男たちがいた。シャック（シャキール・オニール）はすごいパワーで、マイケル・ジョーダンはパワーとスキル、テクニックのコンビネーションで支配した。だけど、ステフのように深い位置からショットを決め、信じられないほどのボールハンドリングスキルでタイトルを獲得した人間はひとりもいないんだ」

復帰を心待ちにしていたウォリアーズファンはカリーに大声援を送り、カリーもそれに見事応えてみせた。

ウォリアーズの連覇にカリーの力はやはり欠かせない。