エネス・カンター「残りのシーズンに集中する」
ニューヨーク・ニックスが難しい時間を送っている一方で、オフシーズン中のトレードでオクラホマシティ・サンダーからニックスに移籍したエネス・カンターはキャリアベストのシーズンを送っている。
契約をあと1年残しているカンターだが、ニックスは今年の夏にロスターを改編する可能性があるため、キャリアベストのパフォーマンスを見せているとはいえ、カンターの残留は確定事項ではない。
ニックスはキャップスペースに余裕を持たせるため、カンターを放出する可能性もある。
カンターはその可能性を理解しているとしたうえで、シーズンが終わってからすべてを考える模様。カンターのコメントをnypost.comが伝えている。
「現時点で、あと18試合残ってる。オプションやオプトアウト、契約、金のことを今話すなら、俺は少しセルフィッシュになるだろうね。俺が今考えてるのは、18試合をできるだけ最高の形で終えることさ。他のことはそれから考えるよ」
「俺はここの文化、ファン、都市、雰囲気が好き。マディソンスクエアガーデン、ここの人たち、組織が好き。君たちは俺に続けてほしいかい?」
「俺は自分のスタッツは追ってない。それを気にしたくないからね。シーズンが終わるまで見ない。チームが勝ってないなら重要じゃない。ただ、俺のベストシーズンのひとつさ」
過去にトルコ人のエージェントを雇っていたカンターだが、今はエージェントを雇っていない。
そのため、エージェントを雇い、契約関連の対応を任せる予定だという。
カンターにはさらなる成長を期待し、より大きな契約を手にしてもらいたいところだ。
なお、今季のカンターは61試合に出場し、平均25.9分のプレイで14.3得点、10.8リバウンド(キャリアハイ)、1.5アシスト(キャリアハイ)、FG成功率60.3%(キャリアハイ)、フリースロー成功率86.5%(キャリアハイ)を記録。
キャリアを通してユタ・ジャズ、サンダー、ニックスでレギュラーシーズン通算506試合に出場し、平均21.8分のプレイで11.7得点、7.2リバウンド、0.7アシスト、FG成功率54.0%、フリースロー成功率54.3%を記録している。
コメントを残す