ケンドリック・パーキンス「カイリー・アービングの対応は失礼」
オールスターガードのカイリー・アービング擁するボストン・セルティックスは開幕前の予想に反し、カンファレンスセミファイナルで姿を消すことになってしまった。
ショットタッチを失ったアービングは、FG22本中7本に終わったシリーズ第4戦終了後、「かまうもんか」、「30本撃つべきだ」、「俺はすべてをやろうとしてる」と発言。
シリーズ第5戦でのリベンジを誓ったが、第5戦もFG21本中6本を含む15得点、0リバウンド、1アシストと精彩を欠いた。
アービングのこの言動に、元セルティックスのケンドリック・パーキンスはひどくいらだったのかもしれない。
パーキンスはアービングについて次のように指摘。bleacherreport.comが伝えている。
「このシリーズにおけるカイリーを考えると、彼がやったことはボストンに対して失礼だ。組織に対して失礼だ。彼はセルティック・プライドを示さなかった。俺はキャリア最初の8年半をボストンで過ごしたけど、あそこのファン、あの組織、フランチャイズの歴史は信じられないくらい素晴らしいんだ」
「彼は素晴らしいプレイヤー。カイリーはエリートプレイヤーだ。だけど、彼はバットマンじゃない。レブロン(・ジェイムス)と同じチームの時はバットマンだった。だけど今はバットマンじゃない。彼は自分のチームを牽引できないのさ」
パーキンスによると、アービングの「かまうもんか」などといった態度はリーダーとしてふさわしくなく、パーキンスはアービングのことを「悪いリーダー」であると感じたという。
この夏にFAになり、他チーム移籍の噂が囁かれているアービング。
どのチームでプレイするにしても、パーキンスの指摘をくつがえすパフォーマンスを見せてもらいたい。
なお、今季のアービングはレギュラーシーズン67試合に出場し、平均33.0分のプレイで23.8得点、5.0リバウンド(キャリアハイ)、6.9アシスト(キャリアハイ)、1.5スティール(キャリアハイタイ)、FG成功率48.7%、3P成功率40.1%を記録。
プレイオフでは9試合に出場し、平均36.7分のプレイで21.3得点、4.4リバウンド、7.0アシスト、1.3スティール、FG成功率38.5%、3P成功率31.0%を記録した。
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