ブレイザーズがスコット・ブルックスACを解雇しアシスタントコーチ陣を刷新へ
昨年オフシーズン中のトレードでNBAオールスターポイントガードのデイミアン・リラードを放出したポートランド・トレイルブレイザーズは、今季をウェスタン・カンファレンス最下位となる21勝61敗で終えた。
ブレイザーズの今季の戦いを見る限り、再建期は長く続くように思えるが、ブレイザーズのフロントオフィスは手始めにコーチングスタッフの変更に着手した模様。
larrybrownsports.comによると、ブレイザーズはアシスタントコーチのスコット・ブルックスを解雇することを決定したという。
ブルックスはオクラホマシティ・サンダーをヘッドコーチとして指揮していた2010年にNBAコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞した実績を誇る。
だが、サンダー時代は選手育成で高い評価を得ていたものの、ブレイザーズでは若手選手たちを十分に育てることができずにいた。
また、ロドニー・ビラップスACの契約は今季限りで満了となったが、ブレイザーズはビラップスACと再契約しない見込み。
さらに、スティーブ・ヘッツェルACは先月ブレイザーズを去り、ブルックリン・ネッツのアシスタントコーチに就任。
つまり、ブレイザーズのアシスタントコーチの席には3つ空きが出たことになる。
今後はビラップスHCをよりサポートできるアシスタントコーチを探すだろうが、いずれにせよ来季も厳しい戦いを強いられることになりそうだ。