ミルウォーキー・バックスのベテランビッグマン、ブルック・ロペスには、トレードの噂が浮上している。

バックスは36歳のロペスをトレードで放出し、より機動力のあるラインナップで戦うことを計画していると噂されていたが、バックスのゼネラルマネージャーを務めるジョン・ホーストがロペスのトレードの噂を否定した模様。

ホーストGMはロペスのトレードの噂について、次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。

第一に、噂やおしゃべりがこのリーグをすごくおもしろくしている。

だから人々は常に推測し、話題にする。

僕はこのようなことについてメディアと話すことはないが、こう言おう。

ブルックは我々の中心選手のひとりだ。

我々がブルックをトレードすることはない。

バックスがブルック・ロペスのトレードで求めるリターンとは？

もちろんこのリーグにおいて彼には価値がある。

それは彼の功績だ。

だが、ブルックのトレード交渉には応じていない。

彼に価値があると感じ、関心を持っているチームはあるよ。

僕の仕事はそれらのチームと交渉したりすることだが、ブルックはこれまでもこれからも我々の中心選手のひとりであり続けるだろう。

ブルックにはミルウォーキー・バックとして引退してほしい。

それが彼を獲得した時からの目標だ。

彼がディフェンスとリバウンドで我々のチームに与えるインパクトはエリートレベルだ。

良くなるばかりだ。

衰えていない。

つまり、彼はどんどん成長しているという点で異例の存在だ。

ロペスの契約は来季限りで満了となる。

つまり、来年夏に完全FAになるため、バックスがロペスをトレードで放出し、より若い選手の獲得を狙っても不思議ではない。

だが、ホーストGMの発言を聞く限り、バックスが少なくともこのオフシーズン中にロペスをトレードすることはなさそうだ。

なお、ロペスにはロサンゼルス・レイカーズなど複数のNBAチームが関心を持っていると噂されている。

ロペスの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。

–	2023-24	NBAキャリア
G	79	1025
MP	30.5	30.2
PTS	12.5	16.1
TRB	5.2	6.2
AST	1.6	1.4
STL	0.5	0.6
BLK	2.4	1.9
TO	1.0	1.6
FG％	48.5％	49.6％
3P％	36.6％	34.9％
FT％	82.1％	79.6％