ケビン・デュラントがステフィン・カリーを大絶賛「神のようなパフォーマンス」
NBAオールスターガードのステフィン・カリーは、パリオリンピックが開幕して以降シュートタッチを掴むことができずにいた。
だが、セルビア代表との準決勝では9本の3ポイントを含む36得点と大爆発。
また、第4Qではジョエル・エンビード、レブロン・ジェイムス、ケビン・デュラントも活躍し、チームUSAを大逆転勝利に導いた。
試合最終盤に決定的なジャンパーを決めたデュラントは決勝進出を決めた後、次のようにコメントしたという。basketnews.comが伝えている。
僕は2ファウルしてしまっていたから、あまりプレイできなかった。
試合に入ったり出たりしている感じだった。
僕がコートに出た時、彼ら(セルビア代表)はゾーンディフェンスを展開し、僕たちを少し混乱させた。
だが、僕はディフェンスで貢献するように努力した。
そして何本かショットを決めることができた。
僕たちならどんなスタイルのバスケットボールでもプレイできる。
集中した時の僕たちのディフェンスは世界最高だ。
もちろんショットを決めることも得意だが、第4Qはチーム全体で戦い、勝つことができた。
(エンビードは)本当に素晴らしかった。
世界最高の選手のひとりである理由を示した。
彼はリムの上でフィニッシュし、ショットを決め、彼ら(フランス代表)をファウルトラブルに陥れた。
今夜の彼は本当に素晴らしかった。
ステフ。
神のようなパフォーマンスだった。
彼は大会を通して苦戦していた。
そして今夜、ついに来た。
今夜の彼には神がついていた。
僕たちも彼についていた。
真のステフだ。
次々とショットを決め、スティールし、レイアップでフィニッシュする。
彼はどこにでもいた。
僕が彼のプレイを見てきた中で最高のゲームのひとつだった。
チームUSAは金メダル獲得をかけて地元フランス代表と対戦する。
チームUSAがオリンピック決勝戦でフランス代表と対戦するのは、東京オリンピックに続き2大会連続だ。
厳しい試練になるだろう。
特にここフランスではね。
彼らは自信を持ってプレイし、ラインナップを切り替えてくる。
彼らにはイサイア・コーディニエがいる。
彼は素晴らしいプレイをした。
(エバン・)フォーニエ、ウェンビー(ビクター・ウェンバンヤマ)については君たちも知っての通りだ。
ウェンビーと(ガーション・)・ヤブセレは素晴らしいプレイをしている。
僕たちにはやらなければならないことがたくさんある。
最も騒々しい環境になるだろう。
おそらく僕がFIBAでプレイしてきた中で最も騒々しくなるだろうね。
楽しみだ。
また、デュラントはチームUSAでプレイすることの意義についても語った。
僕は母国を代表するのが大好きだ。
全員がそう思っている。
オリンピックでプレイすると、誰もが国に誇りを持っていることが分かる。
セルビアも彼らの国に誇りを持っている。
ファンは試合を通して国歌を歌っている。
ブラジルと対戦した時も、彼らは彼らの国に誇りを持っていた。
僕たちの国にはたくさんの分断がある。
世界にもたくさんの分断がある。
スポーツは全員が団結し、競い合う機会だ。
結局のところ、試合が終わったら皆家に帰り、今夜の試合をリスペクトする。
どちらの国もね。
デュラントの準決勝のスタッツは以下の通りとなっている。
– | SRB |
---|---|
MP | 24:01 |
PTS | 9 |
TRB | 3 |
AST | 1 |
STL | 0 |
BLK | 0 |
TO | 0 |
FG% | 50.0% (4/8) |
3P% | 50.0% (1/2) |
FT% | – |
+/- | +5 |