ヨーロッパで活躍していたファクンド・カンパッツォは、2020–21シーズンにデンバー・ナゲッツの一員としてNBAデビューを果たした。

だが、NBAキャリア2年目に入ると出場時間が徐々に減少。

その後ダラス・マーベリックスへ移籍したものの、マブスがケンバ・ウォーカーと契約したことに伴いウェイブされた。

カンパッツォによると、ナゲッツに入団する前にニコラ・ヨキッチからNBAでプレイするためのアドバイスをもらっていたという。

カンパッツォは当時を振り返り、次のようにコメント。basketnews.comが伝えている。

彼（ヨキッチ）が僕のところに来てこう言ったんだ。

「FIBAで学んできたことはすべて忘れろ。これは違うスポーツだ」とね。

本当にその通りだった。

シーズンへの向き合い方が違うし、練習も違うし、プレイも違う。

なぜなら、ルールが違うからね。

違うやり方でプレイしなければならない。

実際に、ヨキッチはポイントガードだった。

だから、僕はプレイする方法を再び考えなければならなかった。

だが、彼は僕をすごく助けてくれたし、より良い選手にしてくれたんだ。

ファクンド・カンパッツォがNBA時代を振り返る「ジェットコースターのようだった」

カンパッツォはNBAを離れた後にセルビアのクラブチームでプレイし、2023年に古巣レアル・マドリードに復帰した。

カンパッツォはおそらく海外でキャリアを終えるだろうが、ヨキッチがそうしたように、カンパッツォもNBA入りを目指すヨーロッパの選手たちにNBAとFIBAの違いを伝え続けることだろう。

なお、カンパッツォのNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	NBAキャリア
G	138
MP	19.3
PTS	5.3
TRB	1.8
AST	3.3
STL	1.1
TO	1.0
FG％	36.9％
3P％	32.6％
FT％	82.5％