ステフィン・カリー「デビルのニックネームを名乗るつもりはない」
ゴールデンステイト・ウォリアーズのNBAオールスターポイントガード、ステフィン・カリーは、この夏に開催されたパリオリンピックにチームUSAの一員として出場し、金メダル獲得に貢献した。
オリンピック初出場のカリーはなかなかギアを上げることができずにいたが、セルビア代表との準決勝で9本の3ポイントを含む36得点、フランス代表との決勝では8本の3ポイントで24得点と、圧巻のパフォーマンスを見せた。
特に決勝戦残り3分間の3ポイント劇は世界中のバスケットボールファンを驚嘆させると、フランスの実況アナウンサーは思わずカリーを「デビル」と呼んだ。
だが、カリーはそのニックネームを気に入らなかったのかもしれない。
カリーは先日、フランスの実況アナウンサーから「デビル」と呼ばれたことについて感想を求められると、次のように答えたという。clutchpoints.comが伝えている。
そのハイライトは何度も見ているよ。
フランスの実況はおもしろかった。
「ザ・デビル・カリーがまたやった」と言っていた。
だが、僕がそのニックネームを名乗ることはないだろうね。
フランスの人々にとって、まさにカリーは悪魔のような存在だった。
ジョークかどうかは分からないが、マクドナルド・フランスがフランス代表に黒星を見舞ったカリーの悪魔ぶりを受け、2028年のロサンゼルスオリンピックまでフランスのマクドナルドで販売されている特製ソース「クラシックカレーソース」の提供をやめるとしたほどだ。
カリーがNBAでデビルと呼ばれることはないだろうが、フランスのバスケットボールファンは彼をデビルとして語り継ぐに違いない。