【スポンサーリンク】

アンドレ・ドラモンドがNBAドラフト前のピストンズでのワークアウトを振り返る「午前4時に起こされた」

メールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

アンドレ・ドラモンドがNBAドラフト前のピストンズでのワークアウトを振り返る「午前4時に起こされた」

アンドレ・ドラモンドは2012年のNBAドラフト9位でデトロイト・ピストンズに指名され、プロバスケットボールキャリアをスタートさせた。

ドラモンドは上位で指名されると予想されていたものの、最終的に9位に落ちてしまったわけだが、エージェントの働きがあったからこそ一桁の順位で指名してもらえたのかもしれない。

ドラモンドによると、ピストンズのNBAドラフト前のワークアウトに参加するために、エージェントに午前4時に叩き起こされたという。

ドラモンドは当時を振り返り、次のようにコメント。talkbasket.netが伝えている。

ドラフト前の午前4時くらいにデトロイトでのワークアウトに向かった。

寝ていた時にエージェントから電話があった。

「起きてるかい?」と言ってきたから、「いや、寝ている」と答えた。

すると、彼は「起きて着替えてくれ」と言ったから、僕は「なぜだ?」と答えた。

彼は「起きて着替えてくれ。これからワークアウトに参加するためにデトロイトに向かう」と言った。

だから、僕はこう伝えたんだ。

「何のためにデトロイトに行くんだ?君は僕がトップ5で指名されると言ったじゃないか。なぜ9位指名権を持っているチームのワークアウトに参加するんだ?」とね。

エージェントは「信じてくれ。ドラフトでは何が起こるか決して分からない。ドラフトはクレイジーだ。だからワークアウトに行け」と言った。

午前5時に体育館に着いた。

ジョー・デュマースがいた。

アシスタントGMのジョージ・デイビッドもいた。

彼らは僕にワークアウトさせた。

起きたばかりで、午前5時だったわりにはかなり動けたと思う。

なかなか良いワークアウトだった。

座ってコートを眺めながら、「午前5時に本当に彼らの前でワークアウトしたんだ。皆は何を考えているんだ?ものすごく疲れた」と思ったのを覚えている。

すると、ジョージ・デイビッドが僕の肩に手を置き、こう言ってくれたんだ。

「君が上位で指名されるだろうということは知っている。だが、君には知っておいてほしい。もし9位に落ちたとしても、君には居場所がある」とね。

その言葉がずっと頭から離れなかった。

「最悪のケースでも僕はどこかに指名されるだろうし、このチームは僕を必要としてくれている」と思ったんだ。

ドラモンドはドラフト9位でピストンズに入団すると、ルーキーシーズンから主力のひとりとして活躍。

2年目になるとスターターに定着し、ピストンズを代表する選手に成長した。

これからNBAドラフトに参戦しようとしている若者たちにとって、ドラモンドの経験談は役に立つに違いない。

なお、2012年のNBAドラフト1巡目の結果は以下の通りとなっている。

選手チーム
1アンソニー・デイビスNOH
2マイケル・キッド・ギルクリストCHA
3ブラッドリー・ビールWAS
4ディオン・ウェイターズCLE
5トーマス・ロビンソンSAC
6デイミアン・リラードPOR
7ハリソン・バーンズGSW
8テレンス・ロスTOR
9アンドレ・ドラモンドDET
10オースティン・リバースNOH
11メイヤーズ・レナードPOR
12ジェレミー・ラムHOU
→OKCへトレード
13ケンドール・マーシャルPHX
14ジョン・ヘンソンMIL
15モーリス・ハークレスPHI
→ORLへトレード
16ロイス・ホワイトHOU
17タイラー・ゼラーDAL
→CLEへトレード
18テレンス・ジョーンズHOU
19アンドリュー・ニコルソンORL
20エバン・フォーニエDEN
21ジャレッド・サリンジャーBOS
22ファブ・メロBOS
23ジョン・ジェンキンスATL
24ジャレッド・カニンガムCLE
25トニー・ローテンMEM
26マイルズ・プラムリーIND
27アーネット・モルトリーMIA
→PHIへトレード
28ペリー・ジョーンズOKC
29マーキス・ティーグCHI
30フェスタス・エジリGSW

【スポンサーリンク】