健康維持を課題とするジョエル・エンビード「メディカルスタッフの言うことを聞かなければならない」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードは、健康な状態なら止めることが難しい選手だ。
だが、NBAキャリアを通して健康を維持することができていない。
シクサーズが悲願のNBAタイトルを勝ち取るためにはエンビードが健康を維持しなければならないだろうが、エンビードにもその自覚が芽生え始めた模様。
エンビードによると、メディカルスタッフの言うことをこれまで以上に聞くという。エンビードのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
僕はキャリアを通して毎年のようにプレイオフで苦しんでいる。
だから、健康を維持することが目標だ。
そのためならどんなことだってやるつもりだ。
僕をコートに立たせないために、彼ら(メディカルスタッフ)は僕を殴ったり、平手打ちを見舞ったり、そういうことをしなければならない。
彼らはそれを分かっている。
僕は怒るかもしれないし、暴言を吐くかもしれない。
だが、それも関係を築いているからだ。
僕たちは何年も一緒にやってきた。
僕たちは今、より大きな絵を見ている。
これまでも彼らの言うことは聞いてきたが、今はもっと聞くべき時だ。
エンビードは足腰への負担を軽くするため、25~30歩インドの減量に成功した。
シーズン開幕までにさらに減量することを計画しているというが、もしエンビードがシーズンを通して健康を維持することができれば、シクサーズは最高の成績を収めるに違いない。
なお、エンビードの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 39 | 433 |
MP | 33.6 | 31.9 |
PTS | 34.7 (キャリアハイ) | 27.9 |
TRB | 11.0 | 11.2 |
AST | 5.6 (キャリアハイ) | 3.6 |
STL | 1.2 (キャリアハイ) | 0.9 |
BLK | 1.7 | 1.7 |
TO | 3.8 | 3.4 |
FG% | 52.9% | 50.4% |
3P% | 38.8% (キャリアハイ) | 34.1% |
FT% | 88.3% (キャリアハイ) | 82.6% |