ウルブズが昨季NBAプレイオフでマブスに敗れた要因とは?アンソニー・エドワーズ「彼らを過小評価していた」
昨季NBAプレイオフ・ファーストラウンドで強豪フェニックス・サンズをスウィープで下し、カンファレンスセミファイナルで前年王者デンバー・ナゲッツを第7戦の末に破ったミネソタ・ティンバーウルブズは、NBAファイナルに進出するように見えた。
だが、ルカ・ドンチッチとカイリー・アービング擁するダラス・マーベリックスに1勝4敗で敗れ、NBAファイナルに到達することができなかった。
その理由は、ウルブズの選手たちの過剰な自信と驕りにあったのかもしれない。
NBAオールスターのアンソニー・エドワーズによると、ウルブズの選手たちはマブスを過小評価していたという。エドワーズのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
僕たちは彼ら(マブス)をスウィープすると思っていた。
(ナゲッツに)第7戦で勝利してすぐ、僕たちは「もう勝ったも同然だ」と思ってしまった。
彼らを過小評価してしまった。
それが正直なところだ。
だから僕たちは負けた。
ただ、彼らのことは嬉しいよ。
嘘ではない。
カイリーのことを思うと、嬉しく思った。
彼はブロン(レブロン・ジェイムス)抜きでファイナルに戻るチャンスを得たんだ。
彼はブロンを必要としていないことを人々に証明したんだ。
試合後にカイリーと話せなかったのが残念だ。
ルカにも感謝している。
僕たちは戻ってくる。
僕にはまだ先があるから、必ず戻ってくる。
もっと良くなって戻ってくる。
チームメイトたちにはこう伝えたんだ。
「頭を上げて自分たちを見つめ直そう。勝っても負けても結果を受け入れろ。頭を上げて前に進もう」とね。
ウルブズの慢心につけこんだマブスは、シリーズ最初の3戦を制し、NBAファイナル進出に王手をかけた。
ウルブズにとっては残念な結果となってしまったが、特に若い選手たちにとって大きな経験になったことだろう。
もしウルブズが同じようは状況に直面したとしても、彼らは決して相手を過小評価せず、全力でぶつかっていくに違いない。