パトリック・ベバリーなど4選手が試合後に薬物検査を受けるもオーナーは激怒
イスラエルのハポエル・テルアビブでプレイしている元NBA選手のパトリック・ベバリーは、現地13日に行われたハポエル・エルサレムとの試合で13得点、4リバウンド、5アシスト、3スティールを記録し、勝利に貢献した。
だが、気持ち良く自宅に帰ることはできなかったようだ。
basketnews.comによると、この試合が終わった後、ハポエル・テルアビブのベバリーとジョナサン・モトリー、ハポエル・エルサレムのオースティン・ワイリーとジャレッド・ハーパーが、抜き打ちの薬物検査を受けたという。
これを受け、ハポエル・テルアビブのオーナーのオフェル・ヤナイが激怒した模様。
昨季中に薬物検査に引っかかり、離脱を余儀なくされたザビエル・マンフォードの例を出し、ヤナイは次のようにコメントしたという。
昨季序盤の検査によってマンフォードのキャリアはほぼダメになってしまった。
当時のザビエルは我々のチームにおいて最高の選手だった。
何が起こっているのか君たちも分かるだろう。
我々は明日、この件について完全な透明性とプロトコルを要求する。
公的機関は秘密裏に行動すべきではない。
もし外部からの何かがあった場合、人々に答えを示す必要がある。
一方、イスラエルの反ドーピング期間はヤナイの発言を受け、次のような声明をリリースしている。
検査方針はWADAの規定とリスク評価に基づき、専門的な方法で、いかなる偏見もなく策定されている。
すべての情報は監督機関のWADAに提出される。
なお、ベバリーなど4選手の検査結果はまだ出ていないと報じられている。