スターター抜擢のキャム・レディッシュ「自分のやりたいことをやってもうまくいくとは限らない」
ロサンゼルス・レイカーズのキャム・レディッシュは、現地6日に行われたフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦でスターターに抜擢された。
今季のレディッシュはローテーションに入っていなかったものの、限られた機会の中で結果を残し、ローテーション復帰どころかスターターの座を勝ち取った。
レイカーズ移籍前のレディッシュはスコアリングで評価されていたが、レイカーズ移籍後はディフェンスで評価され始めている。
レディッシュは彼のバスケットボールキャリアを通して異なる役割を担っていると言えるだろうが、レディッシュはそれを受け入れている模様。
レディッシュによると、重要なのは試合に影響を及ぼすことだという。レディッシュのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
(役割は)チームによって違うし、コーチによって違う。
僕はただコートに出て、彼(JJ・レディックHC)に伝えられたことをやるだけだ。
これまでの人生では、コートに出て自分がやりたいことをやっていた。
それがいつもうまくいくとは限らない。
自分の役割でスターになる。
チームの勝利を助けるために自分にやれることをやる。
1ショットだろうと、5ショットだろうと、10ショットだろうと、僕はコートに出て試合にインパクトを与えようとしているんだ。
レディッシュによると、NBA入りする前まではメインのボールハンドラーとしてプレイしていたため、NBAでの役割に順応するのが難しかったという。
僕はいつもボールを持ってプレイしていた。
それ以外のことは何も知らなかった。
だから、自分のゲームを学び、広げることを強いられたんだ。
一晩でやれることではない。
だが、少しずつ上達してきた。
これまでのすべての経験が今の僕に繋がっているんじゃないかな。
これまで経験してきたこと、向き合ってきたことのすべてが僕をここに導いてくれたんだ。
レディッシュは夏にオプションを行使し、レイカーズに残留した。
つまり、来年夏に完全FAになる。
レディッシュはレイカーズにミニマムサラリーで入団したが、ディフェンダーとしてさらなる実績を残すことができれば、少なくとも今より大きな契約を勝ち取ることができるだろう。
なお、レディッシュの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2024-25 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 1 | 225 |
MP | 19.3 | 23.8 |
PTS | 4.5 | 9.2 |
TRB | 4.3 | 2.8 |
AST | 1.0 | 1.2 |
STL | 1.0 | 1.0 |
BLK | 0.3 | 0.4 |
TO | 0.5 | 1.2 |
FG% | 66.7% | 39.9% |
3P% | 100% | 32.7% |
FT% | 75.0% | 83.2% |