ポール・ピアースがアンソニー・デイビスにヒートへのトレードを勧める
JJ・レディックがヘッドコーチに就任したロサンゼルス・レイカーズは今季、スタートダッシュに成功した。
だが、ここ最近は調子を著しく落とし、勝率を5割目前まで下げてしまった。
レイカーズは2月のトレード期限までにロスターを強化すると見られているが、NBAレジェンドのポール・ピアースはロスターを強化するのではなく、再建期に入ったほうがいいと考えているのかもしれない。
ピアースは先日、ケビン・ガーネットとのポッドキャストの中でレイカーズに言及し、次のように語ったという。fadeawayworld.netが伝えている。
ポール・ピアース
DLo(ディアンジェロ・ラッセル)をトレードし、ドラフト指名権をいくつか獲得すべきだ。
後のことは彼らに任せよう。
ケビン・ガーネット
絶対にダメだ。
レイカーネーションは賛同しない!
ポール・ピアース
ADは今も優れた選手だ。
彼を正当に評価し、タイトルをかけてプレイできる他のどこかへ行くチャンスを与えろ。
なぜなら、LAでは無理だからね。
彼を何かと引き換えにマイアミへトレードしろ。
NBA史上最も偉大な選手のひとりであるレブロン・ジェイムスの引退時期は確実に迫っている。
そのためレイカーズはデイビスを中心としたロスターを構築し、ジェイムス引退後もNBAタイトルを争えるようにするというが、それができなかった場合、デイビスがニューオーリンズ・ペリカンズ時代のように不満を募らせる可能性も否定できない。
いずれにせよ、ロブ・ペリンカGMを中心としたレイカーズのフロントオフィスが現状をどう変えていくのか注目したいところだ。
なお、デイビスの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2024-25 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 24 | 760 |
MP | 35.4 | 34.6 |
PTS | 27.3 | 24.2 |
TRB | 11.2 | 10.7 |
AST | 3.4 | 2.5 |
STL | 1.2 | 1.3 |
BLK | 2.0 | 2.3 |
TO | 2.1 | 2.0 |
FG% | 52.7% | 52.3% |
3P% | 30.9% | 29.8% |
FT% | 78.8% | 79.5% |