ゲイブ・ビンセント「いつでも逃げ出せるように準備していた」
ロサンゼルス・レイカーズを指揮するJJ・レディックHCは、未曾有の被害をもたらしている山火事により家を失った。
レディックHCはレイカーズのヘッドコーチ就任後にパリセーズに引っ越したばかりだったが、ブルックリンの家から持ち運んだ20年分の思い出の品々はすべて焼失したという。
カリフォルニア出身のゲイブ・ビンセントも、山火事に恐怖を感じていたようだ。
ビンセントは今も壊滅的なダメージをもたらしている山火事について、次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。
僕はカリフォルニア生まれだから、ある意味火事に慣れていないわけではない。
だが、ここであのような火事が発生し、さらにあのスピードで広がっていくのには確かに驚いた。
飛行機からその様子を少し見た。
夜だったからはっきり見えなかったが、それでも燃え盛る炎や煙が空に上がっているのが見えた。
本当に衝撃的だった。
その夜はほとんど眠れなかった。
僕はその近くに死んでいるから、気になってずっと起きていたんだ。
かなり心配だった。
いつでも逃げ出せるように準備していた。
結局、念のために避難した。
渋滞には巻き込まれなかったよ。
現地の光景は本当に衝撃的だった。
今も燃え盛り、少しずつ広がっているのを見ると、本当にショックを受ける。
早く鎮火することを願っている。
ビンセントによると、レイカーズのチームメイトやスタッフたちと一緒にいられたことが救いになったという。
皆の顔を見て、直接触れ合い、組織内の人々、特に家が被災したJJを含む人々に会えた時、少しホッとした。
僕たちは彼らに連絡し、被災した人々のために祈った。
だが、被災を免れた僕たちも、馴染みの人々に合って触れ合うことができて、少し安心した。
ビンセントによると、彼をはじめ被災した人々にとってバスケットボールがある意味逃げ場になるという。
NBAは現地11日に行われる予定だったサンアントニオ・スパーズ対レイカーズ戦、シャーロット・ホーネッツ対ロサンゼルス・クリッパーズ戦の延期を決定した。
レイカーズは現地13日にスパーズ戦を予定しているが、開催されるかはまだ未定だ。