初めて完全FAになるディアンジェロ・ラッセル「ネッツ残留が最優先事項」

シーズン中のトレードでロサンゼルス・レイカーズからブルックリン・ネッツに移籍したディアンジェロ・ラッセルは、この夏に完全FAになる。
ラッセルが完全FAになるのは、彼のNBAキャリアを通して初だ。
ネッツはオフシーズン中にロスターを刷新すると見られているが、ラッセルはネッツの一員としてプレイし続けたいと考えている模様。
ラッセルは去就について質問されると、次のように答えたという。clutchpoints.comが伝えている。
再建中のチームはたくさんある。
だが、このチームが今あるピースで再建するのを近くで見るのは最高だ。
そうすればリーグ中から注目されるだろうし、今季は実際に注目されていた。
僕がここに来る前からこのチームは良い勝利を何度も挙げていたし、僕が来てからも多くの強豪チームに勝った。
このチームがどのような未来を築くのか見てみたい。
だから、僕はここに戻ってきたいんだ。
もちろんジョルディ(・フェルナンデスHC)とショーン(・マークスGM)が築き上げているものには馴染みがあるし、このような慣れ親しんだ場所にいられることが僕にとっての最優先事項なんだ。
ネッツは今季を9勝10敗でスタートした。
その後デニス・シュルーダーとドリアン・フィニー・スミスをトレードで放出したものの、ラッセルを獲得した2月は7勝2敗を記録。
しかし、主力選手たちが負傷離脱すると、シーズン終盤は成績を落とした。
ネッツはトレード可能なNBAドラフト1巡目指名権を13個持ち、さらに5000万ドル以上のキャップスペースがあるというが、果たしてラッセルをどう評価するのだろうか?
なお、ラッセルのトレード前とトレード後のスタッツは以下の通りとなっている。
– | トレード前 | トレード後 |
---|---|---|
G | 29 | 29 |
MP | 26.3 | 24.7 |
PTS | 12.4 | 12.9 |
TRB | 2.8 | 2.8 |
AST | 4.7 | 5.6 |
STL | 0.8 | 1.1 |
BLK | 0.1 | 0.7 |
TO | 1.7 | 2.0 |
FG% | 41.5% | 36.7% |
3P% | 33.3% | 29.7% |
FT% | 84.9% | 82.6% |