ロサンゼルス・レイカーズのブロニー・ジェイムスは、大きな注目を集めたルーキーシーズンを終えた。

素晴らしいシーズンだったとは言い難いが、来季はローテーション入りする可能性があると報じられている。

ジェイムスのメンターとしての役割を担っているゲイブ・ビンセントは、ジェイムスの飛躍に期待しているのかもしれない。

ビンセントはジェイムスについて次のようにコメント。lakersnation.comが伝えている。

怪我であれ何であれ、若い時に彼のような形でバスケットボールをプレイする機会を奪われたのは、彼に違った意味での感謝の気持ちを与えたと思う。

そういう経験は一種の闘志をもたらす。

闘志は誰にでも必要だが、立ち直っていく過程で信念に変わっていく。

上り坂を登っていくようなものだから、強い精神力が生まれるんだ。

ブロニー・ジェイムスが心停止の影響を明かす「体調を崩しやすくなった」

僕は彼と出場時間を争うかもしれない。

だが、彼にはチームメイトとして、人間として、心から成功してほしいと思っている。

ローテーションを争うことは、レイカーズの層が厚くなるということだ。

（ニューオーリンズ・）ペリカンズ戦の翌日、彼に「裏で何を言われているか分からないが、君のプレイは良かった」、「アグレッシブだった。君は相手の中心選手にマッチアップしたんだ」とメッセージを送った。

レイカーズという環境や、若手として期待を背負っている中では、大きな視点を持つのが難しい時もある。

だが、僕は彼の成長を見てきた。

だからこそ、このまま成長し続けることが重要だ。

ジェイムスは今年のサマーリーグで成長した姿を見せた。

JJ・レディックHCがジェイムスをどう起用するかは分からないが、ビンセントをはじめレイカーズの選手たちはジェイムスの成長をサポートし続けるだろう。