カワイ・レナード陣営はレイカーズに違法な契約を要求していた?

カワイ・レナードは2018-19シーズンにトロント・ラプターズをフランチャイズ初となるNBAチャンピオンに導いた後、ロサンゼルス・クリッパーズに移籍した。
だが、レナードはロサンゼルス・レイカーズと契約する可能性もあった模様。
NBAインサイダーのタイラー・コンウェイ記者によると、レナードの叔父のデニス・ロバートソンはレイカーズに対してNBAの規定に反する条件を提示したため、契約は実現しなかったという。コンウェイ記者のコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
カワイ・レナードの叔父のデニス・ロバートソンは、ファイナルMVPを受賞したレナードがレイカーズと契約するために必要な条件を列挙していた。
その条件は、どんな子供でも顔を赤くしてしまうほど法外だった。
ロバートソンはレナードの契約を約束するため、レイカーズに対してオーナーシップの一部、プライベートジェットの利用、家、そして保証された金額のスポンサー料を要求した。
だが、これらはNBAの団体交渉協定(CBA)に違反する。
そのため、レイカーズのジーニー・バスに却下された。
コンウェイ記者によると、ロバートソンはラプターズにも同様の要求を出していたという。
カワイがクリッパーズと契約する前、トロントのオーナーのラリー・タネンバウムはカワイとの契約のためにあらゆる手を尽くしていた。
彼はカワイの1500万ドルの追加スポンサー料という要求に応えるため、スポンサー3社に電話したと話していた。
NBAは当時も調査を行った。
だが、レナード陣営がCBAの意図を適切に理解していなかったとし、罰則は科さなかったと報じられている。