順調に回復が進んでいたかに思われていたフィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビードだが、ここに来て雲行きが怪しくなってきている。

サマーリーグやトレーニングキャンプだけでなく、来季全休の噂まで浮上しているエンビードだが、今後3人の医者から診断してもらい、復帰までのタイムスケジュールを決めることになるだろう。Philly.comによると、シクサーズのCEOを務めるスコット・オニールが、次のようにコメントしたという。

「我々はまだ待ってるんだ。他の3人の医者に彼（エンビード）を診てもらう。世界最高の専門家に診てもらうよ」

「21歳の彼がどうやったら長く健康な状態でいられるのか、解決方法を探しているところ。我々が今やってることは、世界最高の専門家たちに診てもらうということ。我々が彼と彼の家族にに対して正しい決定をし、最善を尽くすためにね」

もしエンビードが来季も全休しなければならないとなると、シクサーズは再建プランを根本から見直さなければならない。

一方でドラフト3位指名権を保有しているシクサーズがカール・アンソニー・タウンズ、ジャリル・オカフォー、クリスタフス・ポルジンギスのいずれかを獲得した場合、シクサーズにおけるエンビードの将来は危うくなるかもしれない。

なお、エンビードの診断結果については2週間以内に発表される見込みだ。