先発起用されないアイザイア・トーマス
サクラメント・キングスは、先発ポイントガードにグレイビス・バスケスを起用し続けている。
昨季はニューオーリンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)でプレイしていたバスケスは、NBA2012-13シーズンのアシストランキングでTOP3に入っており、NBA屈指のポイントガードだ。
だが、チームリーダーとしての質でいえば、生え抜きのアイザイア・トーマスのほうが高いのかもしれない。
今季でNBA3シーズン目となるトーマスは、ルーキーシーズンからリーダーシップを発揮。
サイズに劣るものの、毎年2ケタ得点のアベレージを記録するなど、確実に成長を続けている。
クイックネスと爆発力に定評のあるトーマスについて、マイケル・マローンHCにバスケスをベンチスタートとする考えはないようだ。
「バスケスのほうが先発ポイントガードにふさわしいと思う。今はね。彼(バスケス)にプレイする機会を与えて、アイザイアはベンチから出場させるよ」
ただ、マローンHCのトーマスに対する信頼は厚く、タフな試合ではトーマスに多くの出場時間を与えている。
16試合を終えて4勝12敗、ウェスタン・カンファレンス14位と低迷しているキングスだが、今後はトーマスが先発起用されることも有り得るだろう。
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