NBA史上で最高の選手として認められているのは、間違いなくマイケル・ジョーダンだ。

だが、時としてコービー・ブライアントの名前が挙がることもある。

ブライアントの友人でもあるオクラホマシティ・サンダーのケビン・デュラントが、ジョーダンとブライアントについて次のようにコメントした。

「彼（ジョーダン）はどの時代でも最も偉大なNBA選手。彼のテクニックは唯一無二なんだ」

「コービーは高度なテクニックを持つ選手のNBAトップ2だろうね。シューティング能力、プルアップジャンパー、フットワーク、ポストプレイ、ダンク、そしてボールハンドリング、どれも素晴らしい。コービーとジョーダンが歴代NBAのナンバー1とナンバー1Aだと思う」

このデュラントの発言に対して反論する者もいるようだ。

確かにブライアントは偉大な功績を残している。

だが、ブライアントはシャキール・オニールというNBA屈指のビッグマンと共にプレイし、それがブライアントのオフェンス効率を挙げたのも事実。

そしてブライアントとデュラントが親しい間柄ということも、デュラントの発言につながったと考えられるだろう。

もちろんブライアントは歴代のNBAでも偉大なプレイヤーであることに違いはない。

それでもジョーダンのプレイはさらに上にあったと考えるのが妥当だ。

NBA引退が差し迫った今こそ、ブライアントの真価が問われるときなのかもしれない。