痙攣退場のレブロン・ジェイムスがゲータレードに商用利用される
2003年のNBAドラフト当時、ゲータレードはレブロン・ジェイムスのスポンサーにならないことを決断した。
だが、ジェイムスはそれから10年の間にMVPを4度受賞し、いまやNBAトッププレイヤーとして君臨している。
日本時間6日に行われた2014年NBAファイナル第1戦、ジェイムスは脱水症状からくる左脚の痙攣により、第4Q終盤に退場。
AT&Tセンターの空調設備が故障したため、30度を超える猛暑のなかでの試合となったわけだが、痙攣で退場したジェイムスを利用し、ゲータレードが商売をしていたようだ。
ゲータレードはこの試合中にTwitterで、「痙攣を起こした男は我々のクライアントじゃない。我々のアスリートは暑さに耐えている」と投稿。
※ゲータレードはドウェイン・ウェイドと契約中
そして「レブロンが(水分補給を)必要としたとき、どこにいたの?」と聞かれたゲータレードは、「我々はサイドラインで待っていた。だが、彼は他のドリンクを飲んでいたよ」と返答している。
このツイートに対し、ニューヨーク・ジャイアンツのプリンス・アムカマラは、「レブロンには(ゲータレードに)変えてもらいたいね」とツイート。
ゲータレードは、「君はいつも美味しいドリンクを飲んでるもんな、プリンス」とリプライした。
ゲータレードは、ジェイムスの痙攣を防ぐことができたと信じている。
だが、ジェイムスが契約しているのはゲータレードのライバルでもあるパワーレードだ。
これにはパワーレード側も黙っていないだろう。
なお、ゲータレードのツイートは削除され、一連の騒動について謝罪している。
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