今季のルーキー・オブ・ザ・イヤー最有力候補は、ミネソタ・ティンバーウルブズのアンドリュー・ウィギンスだろう。

その他にもシカゴ・ブルズのニコラ・ミロティッチやオーランド・マジックのエルフリッド・ペイトンらが有力候補として挙がっているが、開幕前に有力候補のひとりとして挙がっていたボストン・セルティックスのマーカス・スマートは、期待されていたようなインパクトを残せていない。

だが、かつてセルティックスをタイトル獲得へ導いたロサンゼルス・クリッパーズのドック・リバースHCは、スマートのディフェンスを高く評価しているようだ。リバースHCのコメントをCSNNE.comが伝えている。

「彼は本当に良いディフェンシブ・プレイヤー。オン・ザ・ボールでもオフ・ザ・ボールでもね。オフェンシブなプレイもしてるし。私は彼が好きだよ」

プレイオフレースを戦っているセルティックスだが、ダニーエインジはチームのディフェンス力アップを信念としている。

realgm.comによると、トレード期限にはエイブリー・ブラッドリーに複数のチームからドラフト1巡目指名権とのトレードオファーがあったようだが、セルティックスはこれを拒否。

リーグトップクラスのペリメーターディフェンダーでもあるブラッドリーは、まだ24歳と若い。

オフに新たな契約を結んだばかりということもあり、セルティックスがブラッドリーを手放すことはないだろう。

今後のセルティックスをさらに押し上げるのは、スマートとブラッドリーのディフェンスなのかもしれない。