ホセ・カルデロン「本当にニックスに残留したい」
昨年オフのトレードでダラス・マーベリックスからニューヨーク・ニックスに移籍したホセ・カルデロンにとって、今季は辛いシーズンとなったことだろう。
ハムストリングやアキレス腱の負傷でたびたび離脱したカルデロンだが、今季は42試合の出場で平均9.1得点、4.7アシスト、FG成功率41.5%(キャリアワースト)、3P成功率41.5%に終わった。
チームとしても散々たる成績に終わったニックスは、オフにロスターの大改革に乗り出すとされている。
カルデロンはあと2年の契約を残しているものの、シーズン途中にはトレードの噂があがるなど、来季もニックスでプレイしている保証はない。
一方のカルデロン本人は、ニックス残留を強く希望しているようだ。カルデロンのコメントをnewsday.comが伝えた。
「本当にここ(ニックス)にいたいんだ。ニックスも俺を求めてると思う。そう感じてる。来年はこのチームを本当に助けることができると思うよ」
「最高のシーズンじゃなかった。俺はホセ・カルデロンに戻ってみせる。ここに残留する選手たちや新たに加わる選手たちと共にやっていくことは、俺にとって簡単なことだと思うんだ。ここの文化の中にいられて、コーチと一緒にいられるのは素晴らしいこと。準備をしていく。夏を準備の時間として費やすよ」
「来シーズンの準備をしていく。ニックスの一員であるためにね」
トライアングルオフェンスにフィットすると見られていたカルデロンだが、負傷者が相次いだニックスはトライアングルオフェンスを本格導入するに至らなかった。
来季のニックスは若手中心のロスターになると見られているため、カルデロンのような経験豊富な選手はニックスに必要な存在となるかもしれない。
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