ロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアントが今季限りでの現役引退を決断したことを受け、多くの選手やメディアがブライアントの偉業を称えはじめている。

オクラホマシティ・サンダーのスーパースター、ケビン・デュラントもそのひとりだ。

だが、デュラントはメディア嫌いとしても知られており、ブライアントに対する憧れを口にしながらも、メディアがブライアントを酷評してきたことを批判した模様。デュラントのコメントをThe Oklahomanが伝えた。

「俺はコービー・ブライアントを偶像化してたんだ。彼について勉強したし、彼のようになりたかった。彼は俺らのマイケル・ジョーダンなんだ。マイケルがウィザーズにいた頃、キャリアが終わりに向かう彼を俺は見た。そして、俺らの憧れであるコービーが現れたのを見てきた」

「君たちが彼（ブライアント）を〇〇みたいに扱うから、俺は失望してるよ。彼はレジェンド。俺が耳にするすべては、彼が悪いプレイをしたとか、シューティングが悪いとかばかり。君たちメディアは俺らのレジェンドを〇〇みたいに扱った。そんなのは本当に好きじゃないね。今季限りでの引退を決断した彼を、良く扱ってほしい。彼に対する今の扱いは悲しい」

自身も痛烈批判を浴びたことがあるだけに、ブライアントの気持ちは痛いほど分かるのだろう。

一方、強い責任感をもってプレイし続けてきたブライアントには、メディアの批判に耳を貸さず、残りのキャリアで大好きなバスケットボールを心から楽しんでもらいたい。