ラプターズ コービー・ブライアントのトリビュートムービーから81得点試合を除外
コービー・ブライアントが今季限りでの現役引退を発表したことにより、ロサンゼルス・レイカーズのロードゲームは“お別れツアー”と化している。
各チームともブライアントが成し遂げてきた偉業を称え、トリビュートムービーなどをアリーナで上映しているが、ブライアントにまつわる黒歴史を持つチームがあるということも忘れてはならない。
その黒歴史を持つチームが、トロント・ラプターズだ。
2006年1月22日にラプターズのホームで開催された試合で、ブライアントはキャリアハイとなる81得点を記録した。
ウィルト・チェンバレンに次ぐリーグ歴代2位の得点を許してしまったことは、ラプターズにとって黒歴史以外の何ものでもない。
その忌々しい記憶を闇に葬りたいのだろう。
the Los Angeles Daily Newsによると、ラプターズはホームで行われる日本時間12月8日のレイカーズ戦で、ブライアントのトリビュートムービーを上映するも、黒歴史となった81得点の試合は除外したムービーに仕上げたという。
ブライアントの1試合81得点という記録は、間違いなくキャリアハイライトとなる試合のひとつだ。
それを上映しないということは、あれから10年が経とうとしている今でもなお、ラプターズにはその傷が残っているのかもしれない。
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