ベン・シモンズ 復帰へ向けて一段階ステップアップ
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのドラフト1位プレイヤー、ベン・シモンズは、トレーニングキャンプ中に右足第5中足骨を骨折した。
当初は3カ月以上の離脱とされ、早ければ1月には復帰できるとの報道も出ていたが、慎重を期すためにシーズン全休の噂も浮上。
今でも復帰時期については明らかにされていないものの、シモンズの状況か確実に改善している。
シモンズはウォーキングブーツを外した状態でコートに立ち、フリースローの練習に取り組んだという。ブレット・ブラウンHCのコメントをESPNが伝えている。
「重要なことだ。彼がスニーカーを履いてコートを歩いた。そしてフリースローを打ったんだ。私にとって重要なこと。嬉しいよ。ここからだ」
現在、シクサーズは6勝19敗でイースタン・カンファレンス最下位。
とはいえ、昨季の成績(10勝72敗)は上回るペースにある。
シモンズの復帰はシクサーズの再建を加速させるに違いない。
一方、予想以上のパフォーマンスを見せ、すでにシクサーズを代表するプレイヤーとなりつつあるジョエル・エンビードは、コートに戻ったシモンズとのエピソードをこう明かした。
「彼にこう聞いたんだ。『どんな気分だい?』とね。彼は笑みを浮かべてたよ」
エンビードも怪我で2シーズンを棒に振っただけに、シモンズの気持ちがよく分かるのだろう。
シモンズ復帰後のシクサーズに期待したいところだ。
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