パトリック・ビバリー「数字は嘘つかない」
ヒューストン・ロケッツのパトリック・ビバリーは、リーグを代表するディフェンダーのひとりだ。
オクラホマシティ・サンダーとのプレイオフ・ファーストラウンドではラッセル・ウェストブルックにマッチアップするという大役を任され、ロケッツは3勝1敗でファーストラウンド突破。
第5戦ではウェストブルックに47得点、11リバウンド、9アシストを許すも、最後に笑ったのはビバリーだった。
試合中にはウェストブルックと一触即発の状態ともなったビバリーは、その時の状況について次のように説明。thescore.comが伝えている。
「衝撃だったよ。彼に『誰も俺をガードできない。俺は40得点あげてる』と言われたからね。だから『ナイスだね。34本も打ってるけど』と言ってやったんだ」
「俺は誰かのことをバッシングしたりしない。男は嘘をつく。女は嘘をつく。だけど数字は嘘つかない」
「俺たちは彼に対し、ユニットとして素晴らしい仕事をした。彼にタフショットを打たせようとした。それは数字が表してるよね」
一方で、サンダーはサポーティングキャストに弱みを抱えており、それがウェストブルックの多投を引き起こしたとも考えられる。
いずれにせよ、天敵ビバリーのこのコメントはウェストブルックをたきつけることになるだろう。
なお、今季のウェストブルックはレギュラーシーズン81試合に出場し、平均34.6分のプレイで31.6得点(キャリアハイ)、10.7リバウンド(キャリアハイ)、10.4アシスト(キャリアハイタイ)、1.6スティール、FG成功率42.5%、3P成功率34.3%(キャリアハイ)を記録。
プレイオフでは5試合に出場し、平均38.8分のプレイで37.4得点、11.6リバウンド、10.8アシスト、2.4スティール、FG成功率38.8%、3P成功率26.5%を記録した。
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