マイケル・ビーズリー「俺はチャンスをもらえなかったアンストッパブルスコアラー」
キャリア前半はスコアラーとして活躍した元ドラフト2位プレイヤーのマイケル・ビーズリーは、素行の問題などでプレイする機会が減少し、それと共にスターへの道からも逸れてしまった。
だが、まだ28歳と若く、チャンスはまだまだ転がっている。
このオフに移籍したニューヨーク・ニックスは再建中のチームであり、仮にカーメロ・アンソニーをトレードで放出した場合、ビーズリーにはメインスコアラーのひとりとして活躍が期待されることになるだろう。
ビーズリーはその期待に応える覚悟を持っているようだ。
ビーズリーは自身のキャリアを振り返り、次のようにコメント。The Postが伝えている。
「俺が大学でプレイしてた時に彼らが見たものを、チームにもたらす。それを示す機会が俺には必要なんだ」
「俺の9年のキャリアを見てみてくれ。常に1分あたり1得点をあげてるよね。俺は常に得点を狙ってる。誰も俺を止めることはできない。俺のキャリア9年を通して、誰も俺を止めてない。俺がボールを持つたびに、ディフェンダーは恐れるんだ」
「俺は物静かで、自分自身のために立ち上がらない男。軽視しないで、リスペクトしてもらいたい。過去9年間、いつだってスコアリングを狙ってきた。得点が欲しいなら、俺が得点しよう」
昨季所属したミルウォーキー・バックスには若手有望株が多く、十分なスコアリングチャンスを手にすることができなかったビーズリー。
ニックスもクリスタプス・ポルジンギス中心のチームに生まれ変わると思われるが、ビーズリーの活躍にも期待したい。
なお、昨季のビーズリーはバックスでレギュラーシーズン56試合に出場し、平均16.7分のプレイで9.4得点、3.4リバウンド、0.9アシスト、FG成功率53.2%(キャリアハイ)、3P成功率41.9%(キャリアハイ)を記録。
キャリア9年を通してマイアミ・ヒート、ミネソタ・ティンバーウルブズ、フェニックス・サンズ、ヒューストン・ロケッツ、バックスでレギュラーシーズン通算509試合に出場し、平均23.5分のプレイで12.6得点、4.7リバウンド、1.3アシスト、FG成功率45.8%、3P成功率34.7%を記録している。
コメントを残す