オフシーズン中のトレードでヒューストン・ロケッツに移籍したクリス・ポールは、今年夏にFAになる。

一方、ロケッツにはポールに延長契約をオファーする権利があるのだが、ポールは「これまで一度も延長契約に応じたことはない。なんで今急ぐんだい？」とし、延長契約には応じない構えだ。

つまり、来年夏にロケッツと再契約を結ぶこともできれば、他チームへの移籍を選択することもできる。

とはいえ、現時点ではロケッツと再契約を結ぶ可能性が高いと見て良いだろう。

ロケッツのゼネラルマネージャーを務めるダリル・モレーもポールを未来の計画の一部とし、残留へ向けて全力を尽くすようだ。モレーGMのコメントをthe Houston Chronicleが伝えている。

「クリス・ポールもしくはジェイムス・ハーデンと同じくらい偉大なプレイヤーを獲得した時、彼（ポール）をここにキープすることが計画だ。シーズンが終わった時、彼は選択権を持つことになる。我々は良い準備をしてると思う。彼のために簡単に決断にしてあげるべきだよね」

ロケッツは今年夏にレブロン・ジェイムス獲得に動くと報じられている。

仮にジェイムス獲得に失敗したとしても、スタープレイヤーをもうひとり加えるために動くだろう。

ポールにマックス契約をオファーするとすれば、来季のロケッツはラグジュアリータックスの支払いも厭わないかもしれない。