ヒューストン・ロケッツのトレバー・アリーザは先日のロサンゼルス・クリッパーズ戦終了後、クリッパーズのロッカールームに押し掛けたとし、2試合の出場停止処分を科された。

オースティン・リバースに接触する目的でクリッパーズのロッカールームに押し掛けたというが、アリーザは今回の処分に不満を感じているようだ。アリーザのコメントをthe Houston Chronicleが伝えている。

「俺が抱えている唯一の問題は、（メディアによって）つくり出された噂だ。何が起きたのか、メディアは違うストーリーをつくり出してる。どれも真実じゃない。みんなそれぞれの意見を言う権利がある。ただ、あの場所にいた者だけが真実を知ってるんだ」

「あのロッカールームにいた半分は、昨季は俺たちのロスターに入ってた。知ってるみんなとはすごく仲が良いんだ」

ロケッツはオフシーズン中のトレードでクリッパーズへルー・ウィリアムス、パトリック・ビバリー、サム・デッカー、モントレズ・ハレル、ダレン・ヒリアード、ディアンドレ・リギンスを放出し、オールスターポイントガードのクリス・ポールを獲得。

クリッパーズのロスターにはビバリー、デッカー、ハレル、ウィリアムスが残っている。

アリーザは彼らに会うつもりだったのかもしれないが、言い訳に感じてしまう者も多いだろう。

なお、NBAも複数の情報をもとにしたうえでアリーザの言葉を信用せず、2試合の出場停止処分を科した。