レブロン・ジェイムス レギュレーション終盤のブロッキングに「何と言うべきか分からない」
クリーヴランド・キャバリアーズはゴールデンステイト・ウォリアーズとのレギュレーション最終盤、レブロン・ジェイムスの3Pプレイで2点のリードを奪った。
そして、直後のウォリアーズのポゼッションの際、ジェイムスはケビン・デュラントのドライブにヘルプで入り、オフェンシブファウルをもらったかに思えた。
だが、レビュー検証の結果、オフィシャルはオフェンシブファウルを撤回し、ジェイムスにブロッキングファウルをコール。
デュラントにフリースロー2本を決められ、タイスコアとされてしまった。
キャブスの面々はジャッジが覆えったことに不満を訴えていたが、ジェイムスはこの件について次のようにコメントをしたという。nbcsports.comが伝えている。
「あのプレイはうまく読めたと思う。俺のキャリアを通して、ああいうプレイはあった。ドライブしてきたのを見て、制限エリアの外に出た。接触を狙うためにステップインした。大きなプレイだった。チャージラインの外にいたことは分かってたよ。接触をもらったのも分かってた。何と言うべきか分からない」
「彼ら(オフィシャル)は、俺がチャージラインの外にいたかどうかレビューすると言われた。俺は分かってたから、『OK、俺たちのポゼッションになるだろう』という感じだったんだ。チームとはそうコミュニケーションをとってた。サイドラインで次のプレイを練ってたのさ」
そう話すジェイムスだが、2年前に変更されたルールはキャブスに浸透していなかったのかもしれない。
残り2分を切った時点で同様のプレイがあった場合、かつてのレビュー検証では制限エリアの外にいたか、それとも内にいたかのみチェックできることとなっていた。
だが、2年前のルール変更により、オフェンシブプレイヤーがモーションに入っている時、ディフェンシブプレイヤーがポジションを移動していないかについてもチェックできるようになったという。
非常に難しいジャッジではあったが、キャブスは気持ちを切り替えて第2戦に臨むことだろう。
なお、ティロン・ルーHCはジェイムスのブロッキングファウルについて、こう話していた。
「ルール上、制限エリアの中にいたのか、それとも外にいたのかをチェックできる。私が私の知ってるルールだ。レブロンは明らかに制限エリアの外にいた。だから、レビューは意味ないと思ってた。あのレビューは、彼がチャージサークルの内側にいたか、外側にいたかというもの。そのレビューだった」
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